「日本名城100選」の1つに選定されている和歌山城、紀州東照宮、紀三井寺、淡嶋神社などの万葉集で詠われた場所や紀州徳川家ゆかりの名勝地・寺社・仏閣などの歴史スポットをはじめ、自然たっぷりの加太方面、友ヶ島まで…思う存分、和歌山市を楽しめる観光コースです。
養翠園は、文政元年(1818)から8年かけて、10代藩主治宝が造営した西浜御殿の別邸で、徳川中期の代表的な武家庭園ともいわれる池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園となっています。
数寄屋造りの養翠亭や表千家の茶室も風情があり、しょうぶの季節は特に彩りが鮮やかになるので、是非一度足を運んでほしいところです。
■所要時間 30分
この狭日鹿の浦は、現在の和歌山市街の南部、天神山北方の西浜一帯から、雑賀崎にかけての海のことをさしています。
その雑賀崎から西、鼻のように突き出て見えるのが、文字通り番所ノ鼻です。ここは藩政時代、黒船の見張り番所が置かれていたところ。
現在では庭園となり、人気の観光スポットです。やはり突き出たお鼻から見る景色は最高です。
■所要時間 30分
多くの歌人や旅人に愛された景勝の地、和歌浦には和歌の神様と呼ばれている「稚日女尊」がまつられた「玉津島神社」、山上に「多宝塔」がまつられている「妹背山」、和歌山の重要文化財として認定されたアーチ状の石橋「不老橋」などの歴史スポットがあります。
また、和歌浦から見る夕陽はとても美しく、和歌山県の朝日・夕陽100選に選ばれています。
■所要時間 30分
この寺は、宝亀元年(770)、唐の僧為光(いこう)上人によって開かれました。
和歌山城からほど近いところにあるため、歴代藩主が訪れ、紀州徳川家の繁栄を祈願した寺です。
早咲きの桜として有名で、また西国第2番の札所でもあり、巡礼姿のお遍路さんが杖をつきながら、ひたむきなまなざしでお参りしているのが見受けられます。
■所要時間 60分
古き良き漁師町の風情がそこにはあります。
細い路地には、海岸からの潮風があふれ、人情豊かな町を楽しんでいただけます。
■所要時間 30分
友ヶ島汽船乗り場まで徒歩約5分
+友ヶ島まで船で約30分