和歌山の観光スポット

紀三井寺 きみいでら

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紀三井寺

二百三十一段の石段を登ると和歌浦湾が一望。その気分はまるで雲上人のよう。

早咲きの桜として有名で、また西国第2番の札所でもあり、巡礼姿のお遍路さんが杖をつきながら、ひたむきなまなざしでお参りしているのが見受けられます。 名前の由来は、三つの井戸「吉祥水(きっしょうすい)」「楊柳水(ようりゅうすい)」「清浄水(しょうじょうすい)」から来ています。
さて、楼門をくぐると、目の前に231段の階段がそびえ、一瞬立ちすくんでしまいます。しかし、苦しさが多ければ多いほど、喜びもまたひとしおであると思い、この坂を一段一段無心で登り始めると、いつしか身体の細胞1個1個が目覚めていくような感じがしてきます。
登りきったところでホッとして振り返ると、美しい和歌浦湾が遠望でき、旅情がかきたてられます。

紀三井寺 参道

この寺は、宝亀元年(770)、唐の僧為光(いこう)上人によって開かれました。和歌山城からほど近いところにあるため、歴代藩主が訪れ、紀州徳川家の繁栄を祈願した寺です。
宝歴年間(1751〜1764)に本堂を新築。その本堂のなかには10代藩主治宝(はるとみ)が寄進した多宝塔が安置されています。
本堂横の入口、霊宝堂のなかには、治宝直筆の掛軸、一休和尚の額、その他、西国三十三箇所の絵図などが多数展示してあります。
また、六角堂は、西国三十三箇所を巡礼するのに等しい功徳があると伝えられ、他府県からもたくさんの人が年中途切れることなく参拝に訪れています。

紀三井寺 山門紀三井寺 山門

多宝堂 六角堂

〜民話結縁坂(けちえんざか)〜

その昔、紀の国屋文左衛門が若いころ母を背負い、この坂を登って、観音様にお参りしていました。ところがある日、その途中で草履の鼻緒が切れてしまいました。困っているところに玉津島神社の宮司の娘が通りかかり、鼻緒をすげ替えたのをきっかけに二人は結ばれました。

結縁坂表示板結縁坂表示板

芭蕉俳句碑

〜文学の中の紀三井寺〜

紀三井寺は、詩歌・俳諧・小説にと数多くの文学の舞台となっています。例えば、夏目漱石は「行人」に紀三井寺や和歌浦を舞台に選び、松尾芭蕉も一句詠んでいます。
「見あぐれば 桜しもうて 紀三井寺」
ひとつの坂が縁となり、結ばれたことから、結縁坂と呼ばれ、今もドラマチックな出会いを求めて参拝する人が後を絶ちません。

■アクセス

  • JR紀三井寺駅下車 徒歩15分 / バス紀三井寺下車 徒歩5分
  • 【お問い合わせ】紀三井寺 TEL : 073-444-1002


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